JR湖西線大津京駅(JRおでかけネット)
現在は、『史跡でみる縄文時代から古代の遺跡 朽木陣屋跡(くつきじんやあと)』を展示しています。
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現在は、『史跡でみる縄文時代から古代の遺跡 朽木陣屋跡(くつきじんやあと)』を展示しています。
滋賀県には安土城跡・彦根城跡の特別史跡を含む国指定史跡や県指定史跡があります。国指定史跡は日本の歴史の正しい理解のため欠くことができず、遺跡の規模や遺構、遺物等で学術上価値があるものとされており、県指定史跡は国指定史跡を除き滋賀県にとって重要なもので、県民の文化的向上や日本文化の進歩に貢献することを目的に指定されています。
こうした史跡の中から滋賀県埋蔵文化財センターが発掘調査の資料を管理している縄文時代から古代(飛鳥時代から平安時代)の遺跡について紹介します。
朽木陣屋跡は、江戸時代の朽木氏が領地内に設けたの館舎跡で、京と若狭を結ぶ若狭街道と琵琶湖から街道が合流する交通の要衝にあります。陣屋の規模は、大正8年11月に滋賀県が実施した聞き取り調査で作成された見取り図によれば、東西約290m×南北約180mで、堀や土塁で囲まれた中に御殿や侍所、馬場があったことが判っています。朽木村教育委員会と滋賀県教育委員会によって昭和56年度に実施され、江戸時代の建物跡が確認され、その下の地層から室町時代の土器等が出土しています。その結果を受けて、滋賀県の史跡に指定されました。
今回の展示では、遺跡の説明パネルや写真パネルと出土した遺物も展示しています。
展示期間:令和6年6月1日〜令和6年9月30日
展示遺物 陶器、磁器、土師器など
JR大津京駅へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。