JR湖西線大津京駅(JRおでかけネット)
現在は、『湖西線周辺の遺跡』を展示しています。
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現在は、『湖西線周辺の遺跡』を展示しています。
琵琶湖の西岸は、県内でもとりわけ風光明媚な地域のひとつですが、古くから人々が活動していた地でもあり、さまざまな遺跡があります。
こうした遺跡の中から当センターで管理している資料をもとに、遺跡を紹介していきます。
滋賀里遺跡
湖西線開通から50年が経ちますが、湖西線建設に先立って発掘調査が行われ、まとまった成果があがったのがこの滋賀里遺跡です。滋賀里遺跡は近畿地方の縄文時代晩期の標識遺跡としてよく知られていますが、発掘調査は、昭和23年(1948)に京都大学によって行われたのが最初で、昭和46年(1971)の湖西線建設に伴う大規模な調査が行われ、以後も継続的に調査が行われています。調査では縄文時代の墓地、貝塚、弥生時代の方形周溝墓、古墳時代から奈良・平安時代の集落等がみつかっています。
今回は特に縄文時代の資料を、調査時の写真画像と共に展示しています。
展示期間:令和7年6月14日(土)〜7年9月30日(火)
【展示遺物】 ・土器片(縄文時代) ・石器(縄文時代) ・貝殻(縄文時代)
JR大津京駅へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。