JR湖西線大津京駅の改札内コンコース(改札口正面)の展示スペースで、様々な展示を行っています。
JR湖西線大津京駅(JRおでかけネット)
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JR湖西線大津京駅構内展示
湖西線周辺の遺跡 〜北大津遺跡〜
琵琶湖の西岸は、県内でもとりわけ風光明媚な地域のひとつですが、古くから人々が活動していた地でもあり、さまざまな遺跡があります。
こうした遺跡の中から埋蔵文化財センターで管理している資料をもとに、遺跡を紹介していきます。
北大津遺跡
北大津遺跡は西大津駅(現大津京駅)建設工事の際に発見されました。
昭和48・49年度(1973〜1975)に発掘調査が実施され、弥生時代から奈良時代にかけての遺構・遺物が多数検出されています。
この遺跡では県内で初めて、木簡(もっかん)という木の板に文字が記されたものがみつかりました。この木簡はかなり特殊なもので、全国的にも数例しか見られない、音義木簡(おんぎもっかん)とよばれるものです。
北大津遺跡の近くには、大津宮錦織(にしこおり)遺跡があり、また渡来系氏族由来の特徴をもつ古墳群や遺構などもみられます。特殊な木簡の存在も含め、この地は役所や宮、寺院、渡来系氏族などと関係が深い場所であることが推定されます。
【展示期間】令和7年10月1日(水)〜8年1月30日(金)
【展示遺物】・音義木簡(複製)・古代の須恵器 ほかパネル展示

JR大津京駅へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
次回の展示
穴太遺跡…令和8年1月31日(土)〜令和8年5月30日(金)




