JR湖西線大津京駅(JRおでかけネット)
現在は、『史跡でみる縄文時代から古代の遺跡 植遺跡(うえいせき)』を展示しています。
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現在は、『史跡でみる縄文時代から古代の遺跡 植遺跡(うえいせき)』を展示しています。
滋賀県には安土城跡・彦根城跡の特別史跡を含む国指定史跡や県指定史跡があります。国指定史跡は日本の歴史の正しい理解のため欠くことができず、遺跡の規模や遺構、遺物等で学術上価値があるものとされており、県指定史跡は国指定史跡を除き滋賀県にとって重要なもので、県民の文化的向上や日本文化の進歩に貢献することを目的に指定されています。
こうした史跡の中から滋賀県埋蔵文化財センターが発掘調査の資料を管理している縄文時代から古代(飛鳥時代から平安時代)の遺跡について紹介します。
遺跡は野洲川上流域の右岸、水口盆地の中央部に位置します。古墳時代の竪穴住居跡103棟や掘立柱建物跡18棟などが密集して見つかり、その中には近畿ても有数の大型倉庫群が見つかっています。陸水交通の結節点を掌握したこの地域の首長層が、その財力や政治力を示す目的で造営した大型倉庫建物群とこれに続く拠点的な集落遺跡と考えられ、滋賀県の歴史を考える上で、欠くことのできない重要な遺跡として平成21年11月25日に県の史跡に指定されています。
今回の展示では、遺跡の説明パネルや写真パネルと出土した遺物も展示しています。
展示期間:令和6年2月1日〜令和6年5月31日
展示遺物 須恵器、砥石、鉄滓、フイゴの羽口
JR大津京駅へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。