JR湖西線大津京駅(JRおでかけネット)
現在は、『史跡でみる縄文時代から古代の遺跡 国史跡穴太廃寺跡(あのうはいじあと)』を展示しています。
現在展示中の内容はこちら↓
現在は、『史跡でみる縄文時代から古代の遺跡 国史跡穴太廃寺跡(あのうはいじあと)』を展示しています。
滋賀県には安土城跡・彦根城跡の特別史跡を含む国指定史跡や県指定史跡があります。国指定史跡は日本の歴史の正しい理解のため欠くことができず、遺跡の規模や遺構、遺物等で学術上価値があるものとされており、県指定史跡は国指定史跡を除き滋賀県にとって重要なもので、県民の文化的向上や日本文化の進歩に貢献することを目的に指定されています。
こうした史跡の中から滋賀県埋蔵文化財センターが発掘調査の資料を管理している縄文時代から古代(飛鳥時代から平安時代)の遺跡について紹介します。
穴太廃寺跡は、昭和59年4月からの西大津バ イパス建設に伴う調査で、異なる時期に建立された2つの寺院跡が良好な状態で見つかりました。この廃寺跡は 大津市北郊に位置し、天智天皇の近江大津宮(667年〜 672年)と関係が深いと考えられている寺院跡の一つです。 特に新しい寺院跡は、近江大津宮の宮殿遺構と方位を合わせており、近江大津宮の造営にあたって急いで建て替えられたと考えられています。このような穴太廃寺跡は、その重要性から平成9年9月に国の史跡として指定されました。
今回の展示では、遺跡の説明パネルや写真パネルと出土した遺物も展示しています。
展示期間:令和7年2月1日(土)〜7年5月30日(金)
展示遺物 単弁蓮華文軒丸瓦、複弁蓮華文軒丸瓦
JR大津京駅へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。