JR湖西線大津京駅の改札内コンコース(改札口正面)の展示スペースで、様々な展示を行っています。電車を待つちょっとした時間でも、地域の文化財に対する理解が深まります。気軽にお立ち寄りください。
JR湖西線大津京駅の改札内コンコース(改札口正面)の展示スペースで、様々な展示を行っています。 琵琶湖の西岸は、県内でもとりわけ風光明媚な地域のひとつですが、古くから人々が活動していた地でもあり、さまざまな遺跡があります。こうした遺跡の中から埋蔵文化財センターで管理している資料をもとに、遺跡を紹介していきます。
宇佐山城跡
宇佐山(うさやま)城は近江神宮の西の山中、標高約330mの宇佐山山頂にある、織田信長の家臣・森可成(もりよしなり)が築いた山城です。
京都への主要路である「山中越え(やまなかごえ)」を押さえる場所にあり、信長が四方の敵と対峙し、非常に苦しい戦いを強いられた元亀争乱(げんきそうらん)(志賀の陣〔1570〕)の際に、浅井・朝倉連合軍の近江侵攻に備える拠点となりました。

山頂の放送施設の建築に際し、部分的な発掘調査と踏査が行われ、虎口(こぐち)や石段、焼土層などがみつかり、瓦、土師器、陶器類が出土しました。
宇佐山城は規模は小さいながらも近世的な城郭の先駆け的な構造も備えており、築城年代や使用時期を比較的短く限定できるため、城郭史上重要な意味を持っています。

【展示期間】令和8年1月30日(金)〜令和8年5月29日(金)
【展示遺物】土師器の皿、瀬戸美濃焼の皿、備前焼の甕、信楽焼の擂鉢など日用雑器、瓦など
令和8年6月1日(月)〜令和8年9月30日(水)
令和8年10月1日(木)〜令和9年1月29日(金)
令和9年2月1日(月)〜令和9年5月31日(月)